05.13.00:28
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09.23.10:55
平うさは正義だっ!!
最近常々妄想してしまう…。
平子さんって兎似合うよね///
他の動物も似合うけどv
耳しっぽは正義ッス(//∀//)
なんていきなり喚きだす奴。←だって言いたかった><
そして…復活したとか抜かしといて、やっぱ放置ですいませんTT
それなのに拍手嬉しいです!心の支えです!
RESはもう少しお待ち下さい。(ちゃんと書きたいので)
あ、下はそんなわてのくだらない妄想を見てもいいよーと言う、心の広い方のみお願いします。
パラレルッス。
いちよう平浦のつもり…。平子さんは出て来るけど出てきません!←意味わからん
ガラガラとなる車輪の音、そして黄色い悲鳴が辺りにこだましている…。
辺りには楽しげな声が溢れるこの空間の中、1人…あからさまに不機嫌そうにしている男がいた。
彼の名は浦原喜助という。
今居る場所は最近出来たばかりのテーマパークであり、喜助は大学の友人に半ば騙されるような形で付き合わされ今に至っていた。
要するに、女寄せの為だけに…。
「・・・全く下らない。」
ため息を吐きつつそう呟くと、この下らない催しが早く終わらないかと空を仰いだ。
友人らはアトラクションに乗りに行ってる所だ。
勿論、そこまで付き合う気はさらさら無いので、喜助は噴水の端に腰掛けてボーッと時間を潰していた。
―――このままこっそり帰っちゃいましょうかねぇ…?
大した付き合いも無い友人に、そこまで付き合わなくてもいいかと考え始めたその時・・・
ガツッ――
前を歩いていた男が、喜助の足にぶつかってきた。
「痛ってぇ!!何しやがんだよ、てめぇ!」
男は難癖をつけてきたかと思うと、後ろから仲間らしき2人が出てきて…喜助を取り囲むように立ちはだかった。
・・・はぁ、めんどくさいッスねぇ~。
内心うんざりしていると、それが男に伝わったか気に入らない様子でリーダー格の男に胸ぐらを掴まれて無理矢理引き起こされた。
「何だてめぇ!人様にぶつかっといてその態度はっ!!舐めてんのか!」
目の前で怒鳴り散らす男は、どうやら弱者を好んでいたぶる立ちの悪い人種のようだ。
集団の為か、もしくは喜助の容姿のせいか…他の2名はニヤニヤと下品な笑みを浮かべて自分達の優位を少しも疑わない。
特に抵抗などせずにされるがままでいたが、チラリと視線を向けて男を見上げると、まるで他人事のようにこう告げた。
「・・・どうでもいいんすけど…唾飛ばさないでくれませんか?汚いんで。」
後…不快なのであまり顔を近付けないで下さいな。息も臭いですし・・・。
冷ややかな視線を男に向ける。
見下げているのは男の方だ。
それなのにまるで見下げられているのは掴み掛かっている男ではないかと錯覚させる程のゾクリとする瞳で…。
「――っ…この餓鬼ャ!!」
一瞬怯んだ男は無意識の内に喜助の胸元から手を離したが、我に返ると気圧された事実に顔を真っ赤にし…怒り任せに殴りかかってきた。
―――ポフン
「―――なっ!!?」
「・・・・え?」
しかしその拳が届く事はなく…喜助の瞳には一面の黄金色が広がった。
・・・・・綺麗ッス
キラキラと太陽の光を受けてなびくそれに状況も忘れ、魅入ってしまう。
突然の事で呆然としていたが、徐々に脳細胞からの神経伝達が回復してくると、喜助は視線を上下に移してみた。
目の前には、この緊迫した場に似合わぬファンシーな物体…ピンク色の体に頭、そして二本の長い耳…。
どうやらうさぎの着ぐるみのようだ。
見惚れてしまっていた黄金色の正体は、なぜか着ぐるみの頭からはみ出している金髪の長い髪の毛である。
「なっ…なんだてめぇは!?」
男達は驚きを隠せない様子で着ぐるみの人物に詰め寄ると・・
「…なんや知らんのかぃ?このテーマパークのマスコットキャラクター、『うさやん』やないかぃ!見たら分かるやろ~。」
うさぎが動いたかと思えば、気の抜けるような声がした。
どうやら中の人間が喋った声だったみたいだ。
「ほな、アンタら正義のヒーローうさやんが大人しゅ~しとる内にさっさと帰りぃ~。」
そう言って、着ぐるみの手でしっしっと追い払う仕草をする。
・・・マスコットから変わってるじゃないッスか…。
この状況で、そんな的外れな事を思ってしまった。
彼の空気に毒されている…?この僕が?
今度は着ぐるみの人物が絡まれるかと思いきや、「あんましつこいと警備員はん来てまぅで~。」という脅しに、男たちはあっさり逃げていったのだった。
「ふ~、大丈夫やったか?」
「――――あ…」
振り向いて掛けられた声に答えようとすると、
ワァッと周囲から歓声が上がった。
遠巻きに見守っていた来客者達だ。
皆が歓声とともに賛辞を述べ、うさやんの周りに集まってくる。
すると着ぐるみの人は急に焦りだして…
「あかん!!…ほな、気ぃ付けなや~。」
そう言って、走り去ってしまった。
「・・・・うさやん…か。」
ポツリ呟くと、消えた後ろ姿を暫くのあいだ見つめ続けたのだった。
平子さんって兎似合うよね///
他の動物も似合うけどv
耳しっぽは正義ッス(//∀//)
なんていきなり喚きだす奴。←だって言いたかった><
そして…復活したとか抜かしといて、やっぱ放置ですいませんTT
それなのに拍手嬉しいです!心の支えです!
RESはもう少しお待ち下さい。(ちゃんと書きたいので)
あ、下はそんなわてのくだらない妄想を見てもいいよーと言う、心の広い方のみお願いします。
パラレルッス。
いちよう平浦のつもり…。平子さんは出て来るけど出てきません!←意味わからん
ガラガラとなる車輪の音、そして黄色い悲鳴が辺りにこだましている…。
辺りには楽しげな声が溢れるこの空間の中、1人…あからさまに不機嫌そうにしている男がいた。
彼の名は浦原喜助という。
今居る場所は最近出来たばかりのテーマパークであり、喜助は大学の友人に半ば騙されるような形で付き合わされ今に至っていた。
要するに、女寄せの為だけに…。
「・・・全く下らない。」
ため息を吐きつつそう呟くと、この下らない催しが早く終わらないかと空を仰いだ。
友人らはアトラクションに乗りに行ってる所だ。
勿論、そこまで付き合う気はさらさら無いので、喜助は噴水の端に腰掛けてボーッと時間を潰していた。
―――このままこっそり帰っちゃいましょうかねぇ…?
大した付き合いも無い友人に、そこまで付き合わなくてもいいかと考え始めたその時・・・
ガツッ――
前を歩いていた男が、喜助の足にぶつかってきた。
「痛ってぇ!!何しやがんだよ、てめぇ!」
男は難癖をつけてきたかと思うと、後ろから仲間らしき2人が出てきて…喜助を取り囲むように立ちはだかった。
・・・はぁ、めんどくさいッスねぇ~。
内心うんざりしていると、それが男に伝わったか気に入らない様子でリーダー格の男に胸ぐらを掴まれて無理矢理引き起こされた。
「何だてめぇ!人様にぶつかっといてその態度はっ!!舐めてんのか!」
目の前で怒鳴り散らす男は、どうやら弱者を好んでいたぶる立ちの悪い人種のようだ。
集団の為か、もしくは喜助の容姿のせいか…他の2名はニヤニヤと下品な笑みを浮かべて自分達の優位を少しも疑わない。
特に抵抗などせずにされるがままでいたが、チラリと視線を向けて男を見上げると、まるで他人事のようにこう告げた。
「・・・どうでもいいんすけど…唾飛ばさないでくれませんか?汚いんで。」
後…不快なのであまり顔を近付けないで下さいな。息も臭いですし・・・。
冷ややかな視線を男に向ける。
見下げているのは男の方だ。
それなのにまるで見下げられているのは掴み掛かっている男ではないかと錯覚させる程のゾクリとする瞳で…。
「――っ…この餓鬼ャ!!」
一瞬怯んだ男は無意識の内に喜助の胸元から手を離したが、我に返ると気圧された事実に顔を真っ赤にし…怒り任せに殴りかかってきた。
―――ポフン
「―――なっ!!?」
「・・・・え?」
しかしその拳が届く事はなく…喜助の瞳には一面の黄金色が広がった。
・・・・・綺麗ッス
キラキラと太陽の光を受けてなびくそれに状況も忘れ、魅入ってしまう。
突然の事で呆然としていたが、徐々に脳細胞からの神経伝達が回復してくると、喜助は視線を上下に移してみた。
目の前には、この緊迫した場に似合わぬファンシーな物体…ピンク色の体に頭、そして二本の長い耳…。
どうやらうさぎの着ぐるみのようだ。
見惚れてしまっていた黄金色の正体は、なぜか着ぐるみの頭からはみ出している金髪の長い髪の毛である。
「なっ…なんだてめぇは!?」
男達は驚きを隠せない様子で着ぐるみの人物に詰め寄ると・・
「…なんや知らんのかぃ?このテーマパークのマスコットキャラクター、『うさやん』やないかぃ!見たら分かるやろ~。」
うさぎが動いたかと思えば、気の抜けるような声がした。
どうやら中の人間が喋った声だったみたいだ。
「ほな、アンタら正義のヒーローうさやんが大人しゅ~しとる内にさっさと帰りぃ~。」
そう言って、着ぐるみの手でしっしっと追い払う仕草をする。
・・・マスコットから変わってるじゃないッスか…。
この状況で、そんな的外れな事を思ってしまった。
彼の空気に毒されている…?この僕が?
今度は着ぐるみの人物が絡まれるかと思いきや、「あんましつこいと警備員はん来てまぅで~。」という脅しに、男たちはあっさり逃げていったのだった。
「ふ~、大丈夫やったか?」
「――――あ…」
振り向いて掛けられた声に答えようとすると、
ワァッと周囲から歓声が上がった。
遠巻きに見守っていた来客者達だ。
皆が歓声とともに賛辞を述べ、うさやんの周りに集まってくる。
すると着ぐるみの人は急に焦りだして…
「あかん!!…ほな、気ぃ付けなや~。」
そう言って、走り去ってしまった。
「・・・・うさやん…か。」
ポツリ呟くと、消えた後ろ姿を暫くのあいだ見つめ続けたのだった。
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